2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

■dreamsville records Rebel Sampler Series (YDCD-0004,0018,0044,0069,0093)■dreamsvilleは立ち上げ当初から所属アーティスト及び関連アーティストの音源をまとめたレーベルサンプラーをコンスタントに発表している。[rakuten:d-sound:10030296:detail]グ…

■Live at the Wax Museum / NRBQ with John Sebastian (YDCD-0100)■通算100枚目。dreamsvilleの品番でキリ番の「100」をゲットしたNRBQの発掘ライヴ音源。1982年12月9日、ワシントンDCのワックス・ミュージアムに於けるコンサートの模様を収録したもので、後…

■Browning Bright / Browning Bryant (1974)■70年代の中盤にさしかかる頃、ニューオーリンズ・ファンクの影響を受けた白人アーティストの"ニューオーリンズ詣"。ジェス・ローデン『ジェス・ローデン』、フランキー・ミラー『ハイ・ライフ』、ロバート・パー…

■Bags And Things / Dennis Lambert (YDCD-0098)■ダン・ペン、ドニー・フリッツ、ジェリー・ゴフィン、ランディ・ニューマン、バリー・マン、ボビー・チャールズ、エリック・カズ、ポール・ウィリアムス。彼らに共通していること、それは作家としてヒットを…

昨日までの分で過去の『Good Time Music .com』の復刊は終了。最終号のvol.30(はっぴいえんどの回)を載せるかどうか結構悩んだ結果、割愛させていただくことにした。過去の分は最終号をはっぴいえんどで、というのが裏テーマみたいなものだったからネットに…

■I Am My Brother's Keeper / The Ruffin Brothers (1970)■ 2003.7.5. (Sat)発行 メンフィスにはオーティス・レディング、サム&デイヴ、O.V.ライト、ジェイムス・カーらがいた。アラバマにはクラレンス・ホワイトやキャンディ・ステイトン。シカゴにはカー…

■Southern Nights / Allen Toussaint (1975)■ 2003.6.5. (Thu)発行 夏に聴きたくなるアルバムだ。季節ごとに聴きたくなる音楽ジャンルというものが絶対的にある。春はブレッドあたりを聴いてのほほんとしたり、秋はシンガー・ソングライター系でしっとりした…

■Blonde On Blonde / Bob Dylan (1966)■ 2003.4.20. (Sun)発行 「じゃ、俺からクイズ。ザ・バーズの『Mr. Tambourine Man』の作者は誰?」 「子供でもそんなの知ってるよ。ディランさ、ボブ・ディラン」 「彼の本名は?」 「ロバート・ジムマーマン」 「出来…

■I Love To Play For You 〜Live in Japan〜 / Hirth Martinez (YDCD-30)■1975年に海の中にいた男は21年ぶりに浜辺から姿を現したかと思うと、その海を渡ってはるばる日本までやってきた。1999月4月、ハース・マルティネスの初来日公演が実現している。その…

■Whispering Pines〜Live at The Gateway, Saugerties, NY〜 / Richard Manuel (YDCD-82)■ザ・バンドで唯一ソロアルバムを制作しなかった、リチャード・マニュエルの発掘ライヴ音源。彼は1986年に自殺している。その前年、1985年10月12日に行われた初のソロ…

■Alive On Arrival / Steve Forbert (1978)■ 2003.2.20. (Thu)発行 70年代最後のシンガー・ソングライター。 70年代初頭、それこそ星の数ほど存在したシンガー・ソングライターたち。僕の好きなSSWを少し挙げてみよう。ピーター・ゴールウェイ、ジェイムス・…

■Gumbo / Dr.John (1972)■ 2003.2.5. (Wed)発行 音楽ファンにとってニューオーリンズは特別な響きとある種の匂いを放つ。憧れの地と言っても差し支えないだろう。70年代初頭、ロック界においてニューオーリンズの存在はまだまだマイナーな存在でしかなかった…

■Gene Clark / Gene Glark (1971)■ 2002.11.20. (Wed)発行 ビートルズが1968年に発表したアルバム『ザ・ビートルズ』はジャケットが真っ白なところから『ホワイト・アルバム』と呼ばれている。ザ・バンドの2作目は『ブラウン・アルバム』、はっぴいえんどの…

■Remedy / Jim Weider (YDCD-0073)■ 前作『ビッグ・フット』から約3年、ジム・ウィーダーのセカンドアルバムもdreamsvilleからリリースされた。2000年秋から2001年夏にかけてウッドストックを中心にニューヨーク周辺で録音されている。前作よりも「今な音」…

■Times Like These + Live On Breeze Hill 〜A Memorial Edition〜 / Rick Danko (YDCD-0071/2)■dreamsvilleのカタログで、CD番号YDCD-70から73まではザ・バンドのメンバーのソロ作品が並んでいる、という粋な流れだ。YDCD-70は前回取り上げたガース・ハド…

■ガースの世界 / Garth Hudson (YDCD-0070)■ ザ・バンドの音楽博士、と称されてきたガース・ハドソンが繰り広げる音楽世界はコズミックでファンタジー、あるときはドラッギーに。邦題は『ガープの世界』から拝借しているだろうが、まさにこれしかないという…

■Bobby Charles / Bobby Charles (1972)■ 2002.10.05. (Sat)発行 個々が思う、感じる居心地のいい場所、というものは誰しも持っていたいもの。例えば自宅のレコード部屋や楽器を鳴らす部屋、あるいはおいしい料理が食べられる店。ことロック界において居心地…

Billy Joe Thomas / B.J. Thomas (1972)■ 2002.7.20. (Sat)発行 ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス主演の映画『明日に向かって撃て!』の主題歌「雨にぬれても」を歌った男。バート・バカラックという売れっ子作家が作ったこ…

■Live in Japan / Geoff Muldaur & Amos Garrett (YDCD-0048)■ ジェフ・マルダーとエイモス・ギャレットの初来日は僕が生まれた1977年5月のこと。それから2年後の1979年に2度目の来日。このライヴ盤はその2度目の来日公演の最終日、東京・新宿ロフトでのパフ…

■What's Shakin' / V.A. (1966)■ 2002.6.5. (Wed)発行 あの良き時代の音楽とともに 遠い昔、俺達が演奏したように 知らないのかい あのグッドタイムミュージック そうさ、今ラジオでかかってるやつさ ラヴィン・スプーンフルの中心メンバー、ジョン・セバス…

■街行き村行き / 西岡恭蔵 (1974)■ 2002.5.20. (Mon)発行 5月になると、必ず聴きたくなる1枚のアルバム。西岡恭蔵の『街行き村行き』が、それだ。大阪では春の恒例イベントとしておなじみの「春一番コンサート」が今年も開催された。1971年に第1回目が行なわ…

■There's No Place Like America Today / Curtis Mayfield (1975)■ 2002.5.5. (Sun)発行 「今日のアメリカのような場所はどこにもない」 アルバムタイトルの訳である。カーティス・メイフィールド。1942年6月3日生まれ、シカゴ出身。60年代に隆盛を極めたシ…