2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

■Richland Woman Blues / Maria Muldaur (YDCD-0051)■「真夜中のオアシス」から27年。フェロモンむんむんだったマリア・マルダーも年を重ねると見た目も音楽性もアメリカのブルースおばちゃんになっていた。天にも昇るような透き通ったあの美声は年輪を刻む…

■Peter Gallway / Peter Gallway (1972)■ 2002.4.20 (Sat) 発行 70年代の最初の数年間、アメリカを中心に自作自演のシンガー・ソングライター(SSW)の静かな音楽がブームを呼ぶ。それまでのロックとは一線を画す、私的で内省的な詞の内容が、聴衆の心を捕える…

復刊の前にGood Time Music .comのことについて少々書いておこうかと思う。話は5年前の2002年春にさかのぼる。今から5年前の2002年は、現在ほど「ブログ」というものの存在がメジャーではなく、僕もその存在を知らなかった(調べてみると、ブログの普及はこ…

■HOAGYLAND〜Songs Of Hoagy Carmichael / John Simon & Friends (YDCD-0035)■dreamsvilleの全カタログで最もdreamsvilleらしさを凝縮した1枚。アメリカを代表する作曲家ホーギー・カーマイケルの生誕100周年を記念した非常に中身の濃い作品。2000年8月25日…

■Lay It All Out / Barry Mann (YDCD-0036)■驚愕し、そののち感動。 音楽の良心が詰まった世紀の隠れ名盤、バリー・マンの71年作『レイ・イット・オール・アウト』がdreamsville recordsより2000年8月25日に世界初CD化。90年代後半、ワーナーがスタートさせ…

■続・ブリーカー・ストリートの青春 / Mark Sebastian (YDCD-0017)■ 中古レコ屋で物色していてベル&セバスチャンで手が止まる人はベル&セバスチャンのファンもしくはジョン・セバスチャンのファンである。魔法を信じるかい?アーティスト: ラヴィン・スプー…

今日も長文になる。なにせピーター・ゴールウェイのことだから...。99年12月、東京と神戸のみで行われた「ミュージック・フロム・グリニッチ・ヴィレッジ」の主役は3人。ラリー・ジョン・マクナリー、ジェイク・ジェイコブス、そしてピーター・ゴールウェイ…

■アイ・ゲット・ジョイ〜ブリーカーストリートの青春 / Peter Gallway (YDCD-0015)■ピーター・ゴールウェイのことを書き出すと長くなる。ジェイムス・テイラー、キャロル・キングあたりを入り口として70年代のシンガー・ソングライター系のアーティストで結…

■Big Foot / Jim Weider (YDCD-0003)■ 再編ザ・バンドの立役者、ジム・ウィーダーの初ソロ作。いかにもギタリストが作るアルバムらしいギターが主役の名盤。この人はウッドストック育ちにもかかわらず南部風味溢れるフィーリングの持ち主だからボビー・ウォ…

昨日、dreamsville recordsのことを書いたことでこのレーベルに対する愛情と尊敬の念を自ら再認識した次第。公式サイトが閉鎖されたとなると稚拙ながらもカタログ的なものを僕なりにここへ残そうと思います。僕なりに、なので詳細な各曲のクレジットやお固い…

90年代後半の僕の音楽生活に多大なる影響を与えてくれたのはdreamsville records。このレーベルの存在感たるや尋常でない。レーベル自体がそれこそビートルズやらストーンズみたいなビッグアーティストの如く僕の心を鷲掴みにしてくれたもので。スタートは98…