2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

■TATSURO from NIAGARA (2009)■ 大滝詠一の『ナイアガラ・ムーン』とシュガーベイブの『ソングス』はエレックのオリジナル、コロムビア、CBSソニーのリイシュー盤というこの3枚を揃えることは僕自身の宿命だと思っていた。宿命なんて書くと大袈裟でとても自…

■Chu's Garden / 小坂忠 (2009)■ 購入からまだ1週間も経っていないが、このDVDはもう3度も観てしまった。約7年前の師走、底冷えする東京の夜。ただ単に映し出されるパフォーマンスに酔いしれるだけではなく、この日の記憶が思い出が鮮明にフラッシュバックす…

■Chu's Garden / 小坂忠 (2009)■ 小坂忠漬けのここ最近である。 新作『Connected』とボックス『Chu's Garden』を交互に聴く日々だ。ボックスは10枚組で、オリジナル作品は70年代の『ありがとう』から『モーニング』までの6枚と、2001年の『People』。残りの3…

■Connected / 小坂忠 (2009)■ いいアルバムというのは冒頭で決まる。 例えばビートルズの『リヴォルヴァー』の1曲目、「タックスマン」の「ワン、トゥー、スリー、フォー」というカウントからイントロへ流れるあの瞬間。 例えばザ・バンドの『ビッグ・ピンク…

■Jake and The Family Jewels / Jake and The Family Jewels (1970)■ 十数年前、友人Mと東京レコハン1泊2日の旅を敢行した。ちょうど今頃の季節だったと思う。深夜バスに乗り、翌朝はまず福生に出向き、文字通り福生ストラットを満喫した。その後、初日は新…

■バーボン・ストリート・ブルース / 高田渡 (2001)■ こういうご時世だからというわけではないが、高田渡の『バーボン・ストリート・ブルース』を読み返している。彼の文章はステージに立っているとき同様、飄々としているが時折見せる毒っ気や皮肉のスパイス…

SSW

■Survivor / Barry Mann (1975)■ 音楽に、ロックに対して真摯な眼差し アラン・フリードやジョンやポール、エルヴィス、 単なる懐古趣味で彼らの名前を出すわけがなかろう 1975年、その時代に流されず 警鐘を鳴らしていたわけだ 「生き残りなんだ、俺こそが…