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昨日までの分で過去の『Good Time Music .com』の復刊は終了。最終号のvol.30(はっぴいえんどの回)を載せるかどうか結構悩んだ結果、割愛させていただくことにした。過去の分は最終号をはっぴいえんどで、というのが裏テーマみたいなものだったからネットに起こす場合は無しでもいいか、と。それに大したことを書いているわけでもないし(足跡を追うだけで紙幅が殆ど無くなった)。まぁ言い訳を書かせてもらうならば、30号の発行日が2003年8月5日。奇しくも『はっぴいえんど』の発売日(1970年8月5日)と日にちが重なった、という偶然があって。初回を4月20日に設定していなければ、月2回発行にしていなければ、1回でも休んでいれば、キリのいい30号が8月5日にならなかった、という事実が僕には嬉しかった、と。「どう終わるか」ではなく「どうはじめるか」ということだった、と。果たしてこれは偶然か必然か。いや、違うな。それだけじゃない。結局は音楽の魔法がそこにあったということだ。そう信じてやまない僕という人間はこの上なくシアワセなヤツだ。

当時は10号ひとまとめで冊子にしていて、21号から30号の冊子のあとがきに僕はこう記している。

情報過多の時代です。一枚の紙に託した音楽の魔法を信じるかい？
Do You Believe In Magic ?

あくまでもフリーペーパーであることにこだわっていた。例えば紙がぐしゃぐしゃになるほど読み返してレコ屋に向かうだとか、そういうアナログな部分へのこだわり。

ということで『我が心のdreamsville』と並行しての作業だったので半分も復刊させなかったが、多少はお楽しみいただけたかと。たかが5年、されど5年。追加訂正や改訂もしばしば。明日以降はgood time music .com31号として続編を開始させる予定。掲載しなかったアーティストやグループを改めて書いたりその他音楽ネタを。『我が心のdreamsville』ももう少し続くのでこちらもよろしくお願いします。