bannai452009-01-10

■Vance 32 / Kenny Vance (1975)■
粋と洗練が凝縮された「パーカーズ・バンド」、ゴキゲンな「アイム・ソー・ハッピー」、透明感溢れる「レイニー・デイ・フレンド」、サルサのお祭り気分「ハネムーン・イン・キューバ」、憂いを含んだ「ワンダフル・ワールド」、そして最後の「ルッキング・フォー・アン・エコー」。ここに刻印された青春こそ永遠だ。

50年代〜60年代初頭のニューヨーク、例えばブルックリンやブロンクスあたり。エコーを求め地下鉄やホテルのロビーやホールでドゥーワップを歌う少年たちを想像するだけで胸に熱いものがこみ上げる。


One more time!

最後のリプライズが始まる直前の、この一言がとても印象的だ。