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■Nashville Dirt / Rob Galbraith (1970)■
乞CD化。マイナーなSSWではあるが内容は申し分ない。70年発表のデビュー作『ナッシュヴィル・ダート』。ほのかに漂う汗臭さと南部の甘みが絶妙にブレンドされた隠れ名盤。マイナーものを取り上げることが多くなってはいるが、重箱の隅をほじくるような聴き方はあまり好みではない。痒いところに手が届く、これだ。

ところでこのロブ・ガルブレイス、その後にジュバルというグループを結成することくらいは知っていたのだが、手持ちの音楽本ではそれ以外の詳細を拾いきれなかったのでネットで検索してみると思ったよりヒット数があった。調べたかったのは彼の出身地。アルバム・タイトルといい汗臭さといい、今の今まで南部男と信じて疑わなかったのだがヒットしたサイトのひとつにカナダ出身とあった。ALL MUSIC GUIDE(http://www.allmusic.com/)でも調べてみたが出身地までの記載は無かった。うーん、困った。