rallypapa&carnegiemama今昔

■ここで逢いましょう at ムジカジャポニカ 2009.11.27.■ 僕たちが思うほど そんなに月日は流れていない とはいえあの頃20代だった僕たちは 30代に入り 住む場所を変えたり あるいは家族を持つことになった チョウ・ヒョンレが歌い キム・スチョリも歌う そし…

■スチョリ vs ヒョンレ at京都SOLE CAFE 2009.09.26.■ それぞれの道を歩み始めたふたりの歌い手がいる ひとりは美しいピアノに流麗な歌を紡いでいる もうひとりは酒をあおりながら 思い向くままにギターをかき鳴らし叫んでいる その昔 彼らはひとつのバンド…

■My Name Is... / チョウ・ヒョンレ (2006)■ 自主制作盤ならではの手触りがたまらなく愛おしい。私的な歌の内容やシンプルなサウンドは70年代前半の北アメリカあるいはカナダのSSWを彷彿とさせる。ジェフ・マルダーをフェイヴァリットに挙げているだけあって…

2008年が暮れていく夜、酔いどれた堕天使たちが全身を震わせグッドタイム・ミュージックを奏でる。手を伸ばせば触れられる距離、音の塊に圧倒されつつも身体が揺らめく。グルーヴィーだ。この上なく心地良い時間が流れる。「枯葉のブルース」、「ふらいと」…

■Scholi Song Book vol.1 / スチョリ (2008)■ 雨の夜に聴いた。だからというわけではないが、雨の匂いがする音に聴こえる。 優しく、そぼ降る雨。気付けば地面が黒く塗られていて、街を行く人々はようやく傘を広げだした。秋の夜の雨はどこか寂しく、どこか…

■rare tracks Series Good Times Roll Vol.1 (2005)■ 公式非公式音源とでも言うべきレア音源集。当時のライヴ会場のみで販売されていたもので、録音は2005年4月、ほぼ一発録りによる5曲を収録。既存楽曲にアレンジを加えたものと未発表音源を収録したものだ…

■Kim Suchol / キム・スチョリ (2008)■ ラリーパパ時代、「黄金のうたたね」という楽曲でキム・スチョリが「続きは夢で見ようか」と歌った一節が忘れられなかった。待ち望む、すなわち待望の、キム・スチョリのソロ音源『キム・スチョリ』が手元に届き、僕は…

■新宿ミーティング01 / V.A.(2001)■ おそらくすでに廃盤と思われる『新宿ミーティング01』。初期のラリーパパの音源を残したレア・アイテムだ。内容はタワーレコードと新宿ロフトが開催していた音楽イベントの模様を収録したもので、マイナーな若手アーテ…

またしても、ではあるが。ラリーパパのこと、である。 デビュー後まもなくドリームズヴィルの熱心な売り込みと、少しだけ誠実で大いにラフなラリーパパは、当時僕の周辺では活動の最中にこの手の音楽好きには浸透していた。しかし広く知れ渡るというよりもや…