2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

good time music .com 54号

■細野晴臣ストレンジ・ソング・ブック (2008)■ Disc1-5 四面道歌 / キセル キセルがすごい。ダントツだ。剛毅木訥。素晴らしい。この1曲のためにこのアルバムを買っても損は無い、と断言できる。トリビュート(賞賛、感謝)というのはこういう表現なんだ、と…

■The Fabulous Rhinestones / The Fabulous Rhinestones (1972)■ポール・バタフィールドが参加しているということで流れとしてはウッドストック経由で買ったものの、堂々たるファンクっぷりに驚いたものである。タワー・オブ・パワーのメンツがベイエリアで…

■Hungry Chuck / Hungry Chuck (1972)■ 元グレイト・スペックルド・バードのエイモス・ギャレットとN.D.スマート、ジェフ・カッチョン、ジム・コルグローヴ、ベン・キース、ピーター・エクランドの6人組。名うてのセッションマンが揃った米国モザイク・ミュ…

■Mark James / Mark James (1973)■ 本家small town talkでも触れたが、LPを整理して改めて聴くものが急激に増えた。自分で買っておきながら棚の前に行くとレコハンしているときのあのワクワクした気分にさえなる始末。ピックアップするときは系統立てたりせ…

■In My Own Time / Karen Dalton (1971)■ テキサス生まれオクラホマ育ち、60年代初頭のグリニッジ・ヴィレッジで活動を始めたフォークシンガー、カレン・ダルトン。その才能はフレッド・ニールのお墨付きで、内省的で嗄れた歌声は唯一無二の存在感を聴き手に…

good time music .com 49号

■名盤探検隊シリーズ■ CD世代にとって、ワーナーの復刻シリーズ「名盤探検隊」シリーズは凄まじいラインアップだった。エリック・カズ、ドニー・フリッツ、ロジャー・ティリソン、ポール・ウィリアムス、ジョー・ママ、ダニー・コーチマー、グラム・パーソン…

■Pottery Pie / Geoff & Maria Muldaur (1970)■ 単なる夫婦アルバムではない。ジェフ&マリアのあとに「&エイモス・ギャレット」と付け足したくなるほど、このアルバムでの貢献度は凄まじい。ジェフとマリアのリード曲が交互に並び、ほぼ全曲において裏の主…

■Great Speckled Bird / Great Speckled Bird (1969)■ 2008年はエイモス・ギャレットのことを書こうと考えている。バンド時代からソロ、及びセッション参加作品まで、全作品とまではいかないが重要作、必聴作は押さえていく予定だ。聴く者全てをとろけさせて…